台風15号後に強行した山陰&山陽ローカル線旅行~2日目

どうも、9/22(木)を夏休み最終日とし、22日と23日(祝・金)で完全に趣味に走っているnaka-staです。

未開の地である島根&鳥取を制覇すべく、出雲から下関、宇部を経由して山陰&山陽をくるっと「移動」してきましたので、その2日目の記録を。
この日は1日目にもまして、観光要素がない「移動」となりました…

22日夜に東萩駅そばのホテルにチェックインし、翌23日。萩で観光することなく、旅立ちとなりました…(苦笑
東萩09:07→長門市09:44 1581D普通長門市行き(キハ120系単行)
この列車は益田始発。祝日なので大丈夫だろうとおもったいたが、その通りでロングシート先頭海側を確保。東萩で数人下車して、4~5人乗車。
萩・玉江と車内から萩市観光。その後は常にではなく、ちらちら見える日本海っていいなぁなんて考えていたらあっという間に長門市へ。
長門市10:04→下関12:19 967D(小串から867D)普通下関行き(キハ47系2両)
長門市はこのあたりを管理する長門鉄道部が置かれ、美祢線と接続するポイント。美祢線は平成22年7月の大雨で長期運休中だが、この9月26日に運転が再開される。20分ほど時間があったので、駅前にでてみたが、静かな町だった。
長門市から下関まで乗り通すので、ドアの開かない2両目の海側ボックス席を確保。ワンマン運行なので、2両の場合、無人駅で後の車両はドアは開かない。ただ、この列車は全区間にわたって車掌が乗務し、きっぷの発券を行っていた。
やはり、ちらちらと見えたり見えなかったりする日本海を眺めながらうとうと過ごす。下関に近づくにつれて、見える船の数が多くなり、また大きくなっていくことがおもしろかった。
途中の小串までは静かな車内だったが、小串で時間調整で14分程停車し、列車番号を変えたあたりから、下関都市圏となるらしく、駅を追うごとに乗客が増えていった。
下関12:30→小野田13:14 3542M普通新山口行き(117系4両)
下関駅に降り立ったのは、2005年2月に寝台特急さくらで長崎に行った際の停車時間以来6年ぶり。当時も今回も、改札を出ていないが…
ここで現れた電車が117系。岡山近辺を走っているとは聞いていたが、下関周辺で運用されているとはしらなかったので、ちょっと驚き。整理中の記録では、去年JR東海管内の大垣→米原で乗車しているが、JR西日本管内でははじめて。クロスシートで、本当にたまに見える瀬戸内海を探しながら小野田へ。
小野田13:17→居能13:44 1234M普通宇部新川行き(123系単行)
小野田駅は乗り換え時間3分なので、改札でられず。
小野田線の123系は中央本線辰野支線で運用されている物と同形式の123系。123系は下関におりたった「さくら」旅行の帰りに寄った中央本線辰野支線なのは何の偶然だろう。
小野田出発時点で1両のロングシートはほぼうまり、立客も結構。制服を着た高校生から、ちょっと派手目な格好をしたお姉様など、若年層を中心に賑やか。2つ先の南中川や次の南小野田で降りていったのでこのあたりが市街地の模様。雀田では、昼間は走らない本山支線に後ろ髪を引かれ、長門長沢の手前でクロスした、宇部興産専用道路に気がつかず…と、ポイントを2つはずしてしまったので、改めてこようと心に誓う。
宇部新川駅手前の居能駅で宇部線に合流するので、時刻表上は同時刻発車の宇部線宇部行きに乗り換え。
居能13:44→宇部13:51 1433M普通宇部行き(105系2両)
宇部線を乗り通したいためだけに、一度宇部へ。
105系は2000年に紀伊半島一周したときに新宮→紀伊田辺で乗って以来11年ぶり。その紀勢本線は台風で運休中…
宇部14:08→宇部新川14:20 1438M普通宇部新川行き(105系2両)
当初予定では、ここで1時間お昼御飯タイムとして、15:08発の新山口行きを待つつもりで改札の外へ。
ところが、駅前の地図を見てもわかったが、ここは山陽本線にとっての宇部市への入口で「宇部」という駅名がついているだけで、市街地からははずれていること、市街地は宇部線の宇部新川駅周辺と言うことを学ぶ。
なので、ちょうどあった宇部新川行きの区間列車で宇部新川まで行くことに。
宇部新川駅
宇部新川駅は宇部線や小野田線で使う車両が留置されているらしく、それなりの拠点駅となっている模様。また、駅前にバスターミナルがあり、平和通りという大通りが整備されているなど、宇部市の拠点にもなっている模様。
宇部と言えば「宇部興産」と思って港の方へ歩いて行ったが、時間の関係であまりゆっくり巡れず、「宇部ケミカル工場」と書いてあった看板があったので、これで良しとして折り返す。
路線バスもそれなりに走っている模様で、新山口駅については「特急・快速・準快速」とある模様でそれなりに充実している模様。
宇部新川15:23→新山口16:11 1846M普通新山口行き(105系2両)
乗った車両は先ほど居能→宇部→宇部新川と乗ってきた物と同じやつだった。車内は2両のロングシートがほぼ埋まっている感じだったので、2両目最後尾の一角に陣取る。車内がそれなりに混んでいるので、あまりじろじろ外を見るわけにも行かず、昼食を取った直後ということもあり、うとうと。あげくに、ちょっとうとうとした瞬間に、隣に座っていたおばちゃんに、俺の横のカーテンも閉められてしまったので、終始うとうとして新山口へ。
琴芝・東新川と乗車が多かったものの、それ以降は多少の下車はあったかもしれないが、おきたあとの新山口でも車内の様子がかわらなかったので、だいたいが乗り通していた模様。
新山口16:19→徳山17:02 3372M普通広島行き(115系4両)
スムーズな接続で山陽本線を西へ。このあたりは昼間乗ったことがないのだが、忘れた頃に見える瀬戸内海がなかなかよかった。岩徳線のアプローチと考えてうとうとしてしまい、気がつけば徳山で、寝過ごすところだった…
徳山17:02→岩国18:26 2242D普通岩国行き(キハ40系2両)
またもやスムーズな接続で岩徳線へ。岩徳線はいまやローカル線だが、国道2号や山陽自動車道が併走する「山陽道」ルートだし、一時は山陽本線であったことも。 草に埋もれているがホームは長い。
周防花岡や生野屋、周防久保などで乗降がみられ、周防市内の動きがある模様。川西・西岩国と岩国口も岩国市内の動きがそれなりにあった。
岩国着で、今回目的路線の乗車が完了!あとはかえるだけに。
岩国18:32→広島19:23 1586M普通白市行き(115系4両)
岩国から乗った115系は2ドア車。115系は3ドアだけだと思い、知らなかったが、115系2ドア車が広島地区に投入されていたとのこと。
岩国出発後すぐに、工場夜景が堪能できた。昨晩は日本海の漁り火が見えた。
宮島口で一気に乗車があり、車内は満席&立客という状況になり、広島へ。
広島19:50→新大阪21:24 2576Aひかり576号レールスター新大阪行き(700系8両)
広島からこの日の宿がある名古屋へ。一度でいいから「レールスター」に乗ってみたいと思い早11年、山陽・九州新幹線直通列車の増発があると聞き、レールスターもそろそろ…と思っていたので、新大阪までわざとレールスターに。
3+2列が標準の新幹線において、指定席でグリーン車並の2+2列シートはゆったりしていてよい☆座席に関しては、グリーン車ともかわらない感じで乗り得感がある。N700系に搭載されている車端部の大きな机&コンセントもこの車両から導入された物だし、乗れてよかった☆
新大阪21:33→名古屋22:35 490Aひかり490号名古屋行き(N700系16両)
新大阪駅ではレールスターが25番線着で、ひかり490号が26番線発だったので、27番線ホーム工事が見えたが、まだ、線路は引かれていなかった。
ちなみにこのひかり490号は広島始発。広島でレールスターを待っている時に、始発としてホームで止まっていたやつだったりする…
このまま名古屋着で終わるかと思っていた岐阜羽島到着直前に車内放送が…
「東海道新幹線は豊橋駅で人とのぞみが接触したため、運転を見合わせている。この列車も遅れが見込まれます」
とのこと。今回の旅行は最初から最後まで…と思っていたが、岐阜羽島を定時で発車。名古屋駅は通常は東京方面の14・15番線に入るところを、新大阪方面の16番線に入れることで定時到着。14番線では、福山で抜かれた東京行き最終ののぞみ66号が抑止を食らっていた…
翌日の東京までの帰宅を含めると、
  • 移動距離2387.1km
  • うち新規乗車区間が583.7km
  • きっぷの代金44,830円也。
となりました。
今回の旅行は、本当に観光を一切排除して、移動に明け暮れた旅行となりましたが、個人的にはとても楽しかったと。松江周辺や宇部はまたゆっくり観光をしたいなぁと思う今日この頃です。
最後まで、長文につきあっていただき、ありがとうございました。